猫作家のつれづれ日記。 ただいま二歳の娘の育児に奮闘中。とにかく腰が痛い。
2014年05月10日 (土) | 編集 |
気がつけばもう5月ですね。
旦那の工場もずいぶん過ごしやすくなりました。
ちょっと前まで寒かったのがうそのようです。
といってもあと一ヶ月したら一気に暑くなるだろうなと思いますが…
今年の夏も暑くなるんでしょうか…

さて遅くなりましたが、吉祥寺の錆猫ギャラリーさんでの無事に終了いたしました。
たくさんの方々におこしいただけまして本当によかったです。
ありがとうございました。
久々に他のギャラリーさんで展示もできましたのでいろいろと勉強になりました。
自分の作品をいろんな方々に見ていただくことはとても大事なことですし、
今後の製作へのモチベーションもあがります。

そういえば今年で作品作り始めて12年です。
猫の額さんでの個展や展示は2005年5月からですから…
ちょうど今月でもう10年くらいお世話になっていることになります。
ちょっとびっくりです。
本格的に猫作家として製作活動始めて10年は経つわけです。

作家の第一歩として友人を介して※荻窪のゴンフレナさんで展示に参加。
※ゴンフレナさんは現在閉店なさってます。
その後ゴンフレナさんの紹介で高円寺の猫の額さんに飛び込みで営業に行き
本格的に猫作家活動スタート。
ポストカード販売から、羊毛ストラップの「にゃんころん」を作り始めて
いつのまにか手製本やら立体作品も作るようになってました。
パソコンで編集してカードや本を作れるようになったのも、
こうして絵だけに限らず、いろんなことをやってこれたからだと思います。
大学でもこういう基礎的なことを学べるんですが、
油画科だったのでデザイン系の授業は少なかったんです。
どっちにしても当時の自分にとっては右から左だったと思いますが(笑)

必要に迫られた感じではありますが、いろいろできるようになって何よりだと思います。
やっぱりそういう状況にならないと自分の頭や手に染み込んでいかないんだとしみじみ。

あとはいろんな意見やアドバイスを周囲の方々からいただけたことが大きいです。
自分だけじゃ作れないものばかりでしたから。
私は結構頑固な性格なので、ちょっと反発することもありましたが
素直に聞くことで気持ち的に楽になることは多かったなあと思います。

基本的に「何を言われても気にせず勝手に突っ走る」ところは幼少期から変わりません。
昔、小学校の図工の時間に勝手に進めようとして先生に一回しかられたことがあります。
「丁寧にじっくり作ることを大事にしなさい」と言われたことは今でも覚えてます。
やっぱり丁寧にじっくり作るのは大事なことなのですよ。
今は自分が納得できるものでないと表に出せないって思います。

…なんかとりとめもなく妙に真面目に話しちゃいましたが、
別に引退とか休業するとかそうじゃないですので(笑)
ご心配なく。

ではここ12年の成長の証でもある作品をごらんください。






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「みっけさん飛び込みぐるぐる~♪」

失礼いたしました。




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2014年03月11日 (火) | 編集 |
あれから三年たったんですね。
私はあの日、池袋にいまして帰宅困難に陥ってました。
友人と途中まで一緒に帰って二時間歩いて帰り、風邪引いてた私は疲労困憊。

だからその間なにが起こっているかなんて知るよしもなくって。
やっと自宅に着いて、ぐっちゃぐっちゃの部屋をかき分けてはいって
ひととおり片付けてやっとテレビをつけたのは夕方くらいでした。
そのときにやっと何が起こったのか知ったんです。

片付けてる手は震えだし、連絡がつかない家族を心配しつつ
なんとか部屋を黙々と片付けてました。
「二日前に大掃除したばかりなのに」とうっすら思いながら。
でもかなりテンパっていましたが。
メールで家族と連絡がとれて、夜中に旦那が帰ってきて心底ほっとしました。
他の親戚もみんな無事でした。

私の出身は静岡です。
もう30年以上前から東海地震が起こると言われている地域です。
でも私が生まれた地域は本当に地震が少なくて
私の記憶でも震度3以上は経験した事がありませんでした。
なので上京してから大きな地震にあって本当にびっくりしました。
「ああ、これやばい」って初めて命の危機を感じたんです。

そして生きているのは当たり前の様で奇跡なのだなと思ったり。
当たり前のように日々が送れるのはありがたいことなのだと
強く思いました。

最近、両親と実家で話していましたが、あの震災以降
町中に海抜や標高を記す標識が立てられるようになったそうです。
ちなみに実家付近は3、3m…
震災後少し地盤が沈んだらしく、それにしたがって地価も下がったそうです。
なので山付近の土地代が高くなり、それでもそちらに移り住む人も増えたとか。
実家はマンション四階ですが、あれくらいの規模の地震が起こったら
どうなるかわかりません。
「こわいよね」とこぼしてたら
うちの母は
「まあ、あれくらいの津波来ちゃったらもうこの辺アウトだら〜」
とあっさり言っておりました。おーい…

…明日は我が身です。自分がその立場になったときにどうすればよいのか
教訓を生かす事ができるのか。
きちんと考えておかなければならないなと感じました。



2013年05月02日 (木) | 編集 |
先日、思い立って旦那ととある動物霊園へ行ってきました。
トラとクロに会いに。
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なかなか旦那の休みがとれず、私もバタバタしていたので
去年は行けませんでした。
なので連休の前半の天気のいい日に。お花を買って出かけました。
三回忌は6月なんですけど、連休逃したらなかなか時間が合わないので。

バイクで30分くらいかけて着くと、施設の入り口に猫がいました。
このコは二年前に来た時にも居たコです。
私は勝手に番人みたいなので「番猫ちゃん」と呼んでます。
20130429_133349.jpg

元野良猫で霊園に住み着いたそうです。
施設には入れられないけど、施設の方々から決まった時間にご飯をもらってるそうです。
他の人にも「しろ」とかいろんな名前で呼ばれてる。
名前がたくさんあるのも幸せなことだ。

とにかく体が大きくてのっしりアンニュイなたたずまいですが、人懐っこくて
休憩所でカサカサとセンベイを開けてたおばちゃんにすり寄ってました。
なでさせてもらいました。確か二年前はなでれなかったなあ。

ちなみにこのコは2011年に出した自費出版の
「福来軒へようこそ ぬるらーめんはじめました」のラストシーンに出てきます。

kiji127.jpg

こちらから全ページ読めます↓
※再投稿※福来軒へようこそ〜ぬるらーめんはじめました〜 | テラ [pixiv]

旦那と階段を降りて合同碑に向かいました。
そこにはあいかわらず綺麗なお花がいっぱい飾ってありました。
連休なので結構お墓参りに来ている人がいました。
「あいかわらず静かできれいなとこだねー」
と言いながらお花をお供えして旦那と手を合わせました。

そしたら一気に涙があふれてきました。
自分の意志とは無関係に、ずっと涙が流れてきました。
いろいろ思い出したのもあるんですけど、うまく言い表せない。
合同碑を眺めながら
「ここにトラとクロがいるんだな」って思いつつ、
でもなんか違う、なんだろう?とずっと考えてました。
有名な曲「千の風になって」で
「私のお墓の前で泣かないでください、そこに私はいません、ねむってなんかいません」
というフレーズがありますが、ソレに似たような似てないような不思議な感じです。

途中旦那が席を外し、1人で休憩所で休んでて考えてて
「ああ、トラとクロは心の中にずっといるんだな」と改めて思ったんです。
あの湧き出てくる抑えきれない「何か」がそう思わせたというか。
それと同時に当たり前の事を当たり前だと思っていちゃいかんなって。
だから神様はふいに「つねってくる」んだと思うんです。
「大事な事忘れるんじゃないぞ」って思いっきりつねるんです。
「たるんどるぞー!!!」ってカツを入れられてるって感じなんでしょうかね。

つーか今でもまだまだ痛いっすよ。
勘弁して下さいよ(泣)

最近、友人の猫さんが亡くなったと聞きました。
15年前、その猫の里親探しを人づてに頼まれていたときに
快く猫達を引き取ってくれた友人。
友人はその猫を本当にかわいがってくれてました。
亡くなったことを聞いて、複雑な気持ちでなんとも言えなかったのですが
「猫、(猫をくれて)ありがとうね」と。
こちらこそ本当に感謝をしています。
友人の猫とトラとクロは私に、
猫と暮らす大変さと同時に一緒に居れる幸せを教えてくれた子達でした。
だから本当にありがとう。

ちなみに今回と当時初めてトラとクロにお供えしたお花は
アルストメリアというユリの仲間です。

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当時は調べる余裕もなかったし、花の名前もわからなかったので放置してました。
トラが亡くなった日に旦那と行った花屋に並べてあり、綺麗だなと
直感的に選んだお花です。
最近、この花をたまたま見かけて花屋さんに名前を聞いて家に帰って調べたら
花言葉はいろいろありましたが
「未来への憧れ」「幸せな日々」でした。

それを知って泣いてしまいました。

まあ泣いてばかりもいられないので、やるべきことはきっちりやれるように頑張ってます。
それはそうと最近なぜか仕事がちょこちょこ入るようになりました。
嬉しい限りです。
「めそめそしてないで、そろそろ本気だせやー!」ってトラとクロに言われてる気がします。

P1030426.jpg
「おらおらおらおらおらああああー!!!!!」byトラ

てな感じかな(笑)

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2013年03月07日 (木) | 編集 |
最近暖かくなってきましたねえ。
おかげで肩こりもよくなってきました。
寒くて固まってた関節が緩んできた感じです。
知らんうちに余計な力が入ってるんでしょうね。
腰の調子もよくなってきました。無理しないようにします。
まあ、おばちゃんくさいことはこれくらいにしておいてw

最近、レインマンとクレーマークレーマーを借りてきて観ました。
私はあまり映画を特に洋画を見なかったので。
初めて観てとても感動しました。トム様かっこいい…やばい。
クレーマークレーマーは35年前の映画で
「このころの映画はやっぱり凝ってるよなあ」と旦那と感心してました。
鏡や影の効果的な使い方が本当にすばらしい。
もちろん家族愛っていうのは簡単そうで難しく奥深いと思ったり。
とてもええ、映画でした。

3/3のお教室も好評でした。
来月の4/7にもお教室をやりますのでよろしくおねがいいたします。
また近日詳細を載せますので。

最近は猫以外にフクロウも作っています。
大人のふくろうカフェ Cafe Baron
に最近よく行かせていただいてまして、お菓子もお料理もおいしくって!
なによりもフクロウを間近で観る事ができます。
鳥類ってこわいかなあって思い込んでましたが、とってもおとなしくてかわいくて。
お茶しながらガン見してますw

フクロウってとっても表情が豊かで、鳥だけど鳥っぽくなくて猫っぽいけど猫じゃなくて
不思議な存在だなあと興味を持ったんです。
オーナーさんのお話だと猫好きな方はフクロウを好きになることが多いそうです。

そういうこともあって最近は猫だけではなく羊毛でインコやフクロウを作ってます。
こんな感じ↓
P1050686.jpg


猫の額
さんでも新作を出せるように準備をしておりますのでお楽しみに♪

もう少ししたら桜も開花しはじめて花見の季節ですね。
花粉は嫌ですが、ぽかぽかしてくるこの季節は結構好きです。

くすり表紙4001 のコピー
 2013製作 アクリル画 kayo.terada

もうすぐ猫は恋の季節で子猫もたくさん生まれるでしょう。
「どこかにいないかな」って散歩のたびについつい探しちゃうんですけど。

トラとクロがいなくなって2年たとうとしてます。
22歳の愛猫を亡くした知り合いが
「猫と暮らしていた日々より、一緒に居れない時間がどんどん増えるのが辛い」
と言ってました。
私は4、5日一緒に居れたけど、居れない時間がそれをもうとっくに過ぎてしまったので
辛いっていうかなんていうかもうどうしようもないです。

生まれ変わりだとかそういうのをこじづけても仕方ないのですが
「人も動物もいつか死ぬんだよなあ」って当たり前のことに衝撃を受けたりします。
でも同時に「でもきっとどこかでまた生まれるんだ」と思うと
ちょっと気が楽になります。
そうやってバトンタッチを繰り返して時が流れるんでしょうね。
春先になるとわくわくする反面、そんなことを考えてしまいます。


それでは最後にお聴きください。
レミオロメンで「3月9日」

karaoke.jpg

失礼いたしましたw

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2012年07月08日 (日) | 編集 |
友達が先日、風邪をひいて衰弱していた子猫を保護しました。
去年、子猫を同じ経緯で保護した私に「どうすればいい?」
とヘルプメールが来たので、速攻返事をして、育児&看病の仕方をアドバイス。

病院には連れていったそうで、一ヶ月半くらいの子猫でひどい風邪。
目やにも鼻水もひどい状態。
201207031115000.jpg

近所の駐車場でうずくまっているのを発見して、緊急保護。
近くに他に兄弟、母猫もいたけど、母猫は面倒を見てなかったという。
とにかく弱っていて、ご飯も水も口にしない
脱水症状も怖いし、強制食餌をさせないと弱っていく一方なので、
なんとか頑張って食べさせてあげてとアドバイス。
「子猫のお世話セットあるよ。だからすぐにでも行けるから」と申し出た。
結局は病院に入院させたということでヘルプは後日に変更に。
しかし、病院でも食べさせると発作を起こし苦しんでしまう。
とにかく息が苦しそうだという。

ふと去年のトラとクロの事を思い出す。
同じように風邪をひいて苦しそうにしてた二匹。
最期はひどい発作を起こして亡くなってしまった。

友達が保護した子猫はてんかん、肝臓疾患など
いろんな可能性はあったものの原因はわからないまま。
保護して二日後、亡くなってしまった。

後日、友達からメールがきた。
「あのとき、『すぐにそっちに行くよ』って
言ってくれてうれしかった。
ありがとう。
子猫のお葬式どうすればいいかな?」


泣きながらその返信を打つ。
「ありがとう」だなんて…
私は何もできんかったよ。
ごめんよ。
ああ、チキショー。:゚(。ノω\。)゚・。
葬式の手順じゃなくて、
一緒に暮らしていく手順を教えてあげたかった。
チキショー…・゜・(PД`q。)・゜・

最近、猫の額さんの店長さんとその話をしていて
「母猫でも子猫を育てるのは大変。そのなかで生命力の強い子猫順に育てるの。
子猫自身の生命力に賭けるしかない。
ましてや人間が子猫を育てるのは本当に大変。それだけ難しい事なんだよ。
…だけどね、そのときにやれることをきちんとやれたんだからそれでいいんだよ」
去年、子猫を亡くしてぐったりしている私に
言ってくれた言葉と同じ言葉でした。

「今やれる事をきちんとやる」
その言葉が今でもずっと頭の中で響いてます。

追記


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